今日は療育センターの小児科医による境界児&軽度知的障害児に関するセミナーに参加してきました。

参加者は、ざっと25人。

まず、小児科医による軽度の遅れのある子供の課題についてお話がありました。

軽度の遅れは、親も周囲も気づきにくく、子供をつい頑張らせてしまう事。
これは大変な問題で、他の子と比べて、出来ない自分を感じた子供は自分自身にマイナスのイメージを持ち、自分はダメだと思ってしまうこと。
それによって、持っている能力の発揮が半減してしまうそうです。
子供自身が、自分は頑張れるってイメージを持つことができる環境を与えてやることの大切さを教えられました。

私自身・・・
つい、教えたら分かるようになる。
繰り返したら理解できる。
そんな思いで接していたことに心当たりもあり・・・
そんな思いが息子を苦しめてしまう事もあるんですね。

息子の能力は未知数ですが、息子の持ちうる力を最大限に引き出せる環境を与えてやること。
それが、母としての私の役目なんですね。

簡単な手伝いをさせて、出来たときには褒める。
それが嬉しいと感じたら、息子は自信を持つことが出来る。
その自信が、頑張れる自分をイメージする事につながったりもするんだと・・・。

セミナー後、同じ年少さんの父兄の方と簡単な懇談がありました。
抱えている共通の課題は、「ウンチ」
おしっこはできるけど、ウンチは出来ない・・・
そんな子供さんが、年少の子供達10人の中に5人もいたんです。もちろん、うちの息子も漏れることなく、その課題を抱えています。
これは、時間をかけて取り組んでいこうと私の中では結論が出ているんですけど・・・。
同じ悩みを持つ父兄との懇談は有意義なものでした。

保育園や幼稚園に入園して2ケ月あまり。
子供達の成長は、みなさん実感しておられました。
集団生活の刺激は、どの子に於いても大きなもののようです。

その中での出来ない課題、苦手な分野。
父兄の皆さんは、お子さんの分析をしっかりしておられました。

子供の持ちうる能力の発揮。
最大限に実現させてやりたいと痛感した思いです。

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